こんにちは。敬愛幼稚園です。
今日は、毎日おいしい給食を作ってくださる食堂の方々へ、感謝の気持ちをお伝えする日。子どもたちはこの日のために、一人ひとりが心を込めてお花のアレンジメントを準備しました。
「このお花きれい!」「いい匂いがするね」
そう言いながら、小さな手で一本一本、真剣に花瓶に生けていく子どもたち。色とりどりの花を、自分たちの感じるままに、思い思いにアレンジしていきます。
「いつもおいしいご飯ありがとう」
「からだが大きくなったよ」
そんな気持ちを、ひらがなで一生懸命にメッセージカードに綴りました。
プレゼントをお渡しした後、子どもたちと一緒に「いただきます」の意味についてお話をしました。
給食は、お肉やお魚、お野菜など、たくさんの“いのち”をいただいていること。
そして、それらが畑で作られ、運ばれ、食堂の方々の愛情こもった手によって調理され、今、私たちの目の前にあること。
「みんなの元に給食が届くまでには、本当にたくさんの方々の働きがあるんだよ」
子どもたちは、その言葉を静かに、しかししっかりと受け止めているようでした。いつも何気なく口にしている食事の背景に、広がる世界と多くの人々の思いに気づく、貴重な機会となったことでしょう。
敬愛幼稚園では、このような体験を通じて、「生かされているいのち」に感謝する心を育んでいます。知識としてだけでなく、心で感じ、自分から表現する経験の積み重ねが、子どもたちの豊かな感性と優しい心を育てると信じているからです。
日々「ありがとう」のあふれる幼稚園であるよう心がけています。





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