（年長組）園長先生のiPad Time

こんにちは。園長の龍です。

月に一回の園長先生のiPad　Time!

今日は小学生体験も含めて、敬愛小学校で実施しました。

敬愛幼稚園では、現在話題になっている「小１プロブレム」に対して、子どもたちがスムーズに小１での学習環境に適応できるよう、様々な取り組みを行っています。

小１プロブレムとは、幼稚園から小学校の生活が大きく変化することにより、小１になったばかりの子どもたちが直面する学習上の困難や適応の問題のことを指します。

敬愛幼稚園の卒園児は色々な小学校に進学しますが、敬愛小学校でパソコン教室を行うなど、様々な機会を設定して小学校生活をイメージできるような取り組みを行っています。

今日は３階の音楽室で、iPad Timeを行いました。

音楽室に入ってきたときは、何だか少し緊張している様子も伺えました。

一人一人お席に座って、小学校と同じように先生と「お願いします」のご挨拶で授業を始めました。素敵な姿勢で着席し、起立したときには椅子を机の中に入れて、とても上手にご挨拶ができました。

まずは恒例のマルバツクイズを行なって先月の学習を振り返り、今日のミッションに入っていきました。

今日は、「敬愛小学校を探検・撮影して、お友達におすすめの場所をロイロノートで紹介しよう！」という内容で行いました。

４つのグループに分かれて校舎内を探検します。理科室では、化石や昆虫の標本など色々なものを見つけて撮影していました。

図書室では、たくさんの本に驚いて、「どうしてこんなに本があるんですか？」と図書館司書の先生に質問をするシーンもありました。

小学生の授業の様子も見学しました。

「園長先生。写真撮りたい。」との申し出があって、お兄ちゃんお姉ちゃんたちの授業の様子を撮影する場面もありました。

小学生もいつも以上に手が上がっていたような。。。。。

音楽室に戻ると、自分のお気に入りの写真を繋げてプレゼンテーションを作成します。

繋げ合わせたカードでプレゼンが完成した児童は、近くのお友達と紹介し合いました。

「こんな写真が撮れたよ！」「ここに地球儀があったよ」「お部屋のうえにキラキラ光る絵があったよ」など素敵なプレゼンが完成していました。

お友達のプレゼンを聞いて「すごい！」「私もこんなところがあったよ」とお互いの発表を聞き合ってとても楽しそうでした。

このiPad　Timeでは、子どもたちの表現力を育んでいきたいと考えています。

自分が感じたことを相手に伝える経験を積み重ねることは、小学校で行なっている主体的対話的な学びに繋がっていきます。

小学校を隅々まで探検して新しい発見をし、それを友達に伝えたいという気持ちが、子どもたちのワクワクした活動に繋がっていました。

年長組さん。とても上手に紹介することができていましたね。

素晴らしかったです！

来月のiPad　Timeも楽しみですね！